東京の弁護士の間では・・・「国選族」という業界用語が比較的古くから流通しています。/弁護士のワーキングプアとやらについて。 : 弁護士テラバヤシは、本日も晴天なり

* 東京の弁護士の間では・・・「国選族」という業界用語が比較的古くから流通しています。/弁護士のワーキングプアとやらについて。 : 弁護士テラバヤシは、本日も晴天なり

:CATEGORIES: 記事引用による参考資料
:TAGS: 記事引用,国選弁護,弁護士

/ ********************(引用開始)********************
引用URL>>>>:http://terarin.exblog.jp/25083762/ 弁護士のワーキングプアとやらについて。 : 弁護士テラバヤシは、本日も晴天なり

東京の弁護士の間では(少なくとも東京では、という意味です。最近は地方でも大きな単位会ではあるのかもしれません)、「国選族」という業界用語が比較的古くから流通しています。
不名誉な呼び名です。
他に仕事がないので、国選の刑事事件を(超)積極的に受けている弁護士を指す言葉です。
「族」とつくくらいですから、まあ、それなりの人数がいたわけです。どれくらいかはわかりませんが。
記録をろくに読まず、ほんの数行で控訴趣意書の記載を済ませてしまうような弁護士もいたりします(しかもそれが否認事件だったりするんだな。もちろん、しっかりとした仕事をしている方もいらっしゃいますが)。
要は、まだ、国選事件が費用が安いためにやりたがる弁護士が少なかったころから、手を抜いてもとがめられないのをいいことに、「薄利多売」とばかりに、いっぱいいっぱい国選事件を受け、食いつないできた勢力でした。
しかし、東京では(第〇東京弁護士会はどうかわからないですが)、受任件数の制限、裁判員裁判対象事件の研修受講義務化などが課されるようになったため、国選族の皆々様は非常に生きにくい世の中となっていることは間違いありません。

他にも、解任された前弁護人に記録の貸与などを求めて電話したら、何度かけても出ない(後に、事務員を置かず一人でやっているおじいちゃん先生であることが判明。ギクッ、どこかで聞いた話だ)、たちの悪い案件で、暴力団や反社会集団にいいように使われているおじいちゃん弁護士など、「あ~、仕事ないからこんな事件に食いついちゃったんだなあ」という悲哀がにじみ出ている状況などに何度か遭遇したこともあり。

********************(引用終了)********************/

コメントを残す